FCAジャパンが、平成29年12月21日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「MiTo」、対象台数は、計176台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
FCAジャパン株式会社 代表取締役社長 ポンタス ヘグストロム
[不具合の部位(部品名)]
座席ベルト(シートベルトプリテンショナー)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
フロントシートベルトにおいて、シートベルトプリテンショナーの製造が不適切なため、ガス発生装置が正しく組み付けられていないものがある。そのため、衝突時にプリテンショナーが作動した際、ガス発生装置の容器が内張りを破って車室内に飛び出し、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
本国メーカーからの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、シートベルト(左、又は左右)を良品と交換する。
[対象車種]
計1車種・1型式
●リコール対象車・通称名
「MiTo」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車両には、運転席側ドア開口部のドアロックストライカー付近にNo.2577 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成 28 年 11 月 24 日~平成 29 年 03 月 08 日
[リコール対象車の台数]
計176台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001215123.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):