ダイハツ工業が、平成29年11月24日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、ダイハツ工業・ブーン、トール、 トヨタ自動車・パッソ、ルーミー/タンク、スバル・ジャスティの計6車種、対象台数は、計3,397台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
ダイハツ工業株式会社 取締役社長 奥平 総一郎
[不具合の部位(部品名)]
制動装置(バキュームホース)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
制動倍力装置のバキュームホースにおいて、組付け作業が不適切なため、ホース内面に異物が付着しているものがある。 そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ホースに挿入されているチェックバルブが固着して負圧が十分に供給されず、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
[不具合件数]
34件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、バキュームホースを新品と交換する。
[対象車種]
計6車種・10形式
●リコール対象車・通称名
ダイハツ工業・ブーン、トール、 トヨタ自動車・パッソ、ルーミー/タンク、スバル・ジャスティ
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.4142のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成29年9月29日~平成29年10月25日
[リコール対象車の台数]
計3,397台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001211340.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):