ダイハツが、平成30年1月25日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「ハイゼットトラック」、対象台数は、計298台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
ダイハツ工業株式会社 取締役社長 奥平 総一郎
[不具合の部位(部品名)]
その他の装置(冷凍庫及び保冷庫)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
冷凍車及び保冷車の荷室スライドドアにおいて、上部スライド機構の構造が不適切なため、当該ドアを強い力で閉めると、アッパーローラが脱落する場合がある。そのため、異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ローラブラケットピンがアッパーレールから外れてスライドドアが閉まらなくなるおそれがある。
[不具合件数]
13件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、アッパーローラブラケットとアッパーレールを改善品と交換する。
[対象車種]
計1車種・2型式
●リコール対象車・通称名
「ハイゼットトラック」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.4180のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成28年6月23日~平成29年12月11日
[リコール対象車の台数]
計298台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001218759.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):