駐車場シェアサービス「軒先パーキング」を運営する軒先と、太陽光発電や蓄電池など建材ソリューションや産業ソリューションを提供する高島は、10月15日、業務提携したことを発表。
全国へ展開している高島の販売代理店ネットワークを活用し、使われていない個人宅や企業の駐車場を活用することで、「軒先パーキング」登録の駐車場を拡大するサービスを2018年10月より開始することを明かした。
軒先が運営する「軒先パーキング」( https://parking.nokisaki.com )は、個人宅の駐車場やアパート・マンションの空き駐車場、月極駐車場などの空き駐車場を貸したい駐車場保有者等と、イベント・観光・ショッピング等の利用を目的に駐車場を使いたい顧客をマッチングするインターネットサービスだ。
一方の高島は、創業100年を超える多角的専門商社であり、太陽光発電システム、建築資材、住宅設備機器等を扱う建材ソリューション事業と、商業施設向け省エネ設備販売や施工等の産業ソリューション事業を提供する企業だ。
今回の業務提携により、軒先がサイト管理運営を行う「軒先パーキング」に関し、高島が全国に展開する販売代理店ネットワークを活用。法人、個人問わず、シェア駐車場の積極的な展開を目指す。
また、今後のEV(電気自動車)普及の課題となっているEV充電ステーション不足の課題解決に向け、高島の太陽光発電を活用した個人宅へ設置するシェア駐車場型EV充電ステーションの開発も視野にいれた事業展開も予定。EV充電ステーション普及への貢献も目指す。
業務提携による駐車場拡大は、まずは関東圏よりスタートし、年内を目標に全国へサービスを広めて行く予定だ。
参考サイト:軒先パーキング公式ホームページ