日産自動車は12月11日、自社コネクテッドサービスのNissanConnect会員に向けて、スマートフォンに届いたメッセージの確認や返信が車載機器や音声操作でてきるアプリ「Nissan Message Park」の運用を開始した。
「Nissan Message Park」は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、Android Autoと連携させることで、メッセージ受信を車内のナビゲ―ション画面上のポップアップ表示や音で通知できる。
更に受信したメッセージをAndroid Autoと連携したGoogleアシスタントを活用して読み上げ、メッセージへの返信内容の作成や送信も音声操作によりできるようになる。
同社では、様々なメッセージアプリに対応し、運転中も車内で音声によるメッセージの通知・読み上げ、返信文の作成・送信まで実施できる国内自動車メーカー初のサービスだとしている。
サービス内容の特長
(1)運転中にナビ画面と音で新着メッセージを通知
同サービスが対応するメッセージアプリからのメッセージ受信を車内のナビゲ―ション画面上のポップアップ表示や音で通知。運用開始時点で同サービスに対応しているアプリは、LINE、Messenger、Slack、WhatsApp、Skype、Telegram、Signal、Viberの8つで、今後も対応アプリを拡充させる予定。
(2)運転中もGoogleアシスタントがメッセージの読み上げ・返信をサポート
受信したメッセージをAndroid AutoTMおよびGoogleアシスタントを活用して読み上げることが可能。音声操作による受信メッセージへの返信内容作成や送信にも利用できる。
(3)メッセージで送られてきた位置情報を目的地に設定
受信したメッセージ内に含まれるGoogle Mapの情報から位置情報を読み込むことができ、その情報を即時にナビゲ―ション上の目的地に設定することが可能。
(4)運転時以外でもスマートフォンで受信メッセージをまとめて確認
運転時以外でも、対応メッセージアプリから受信したメッセージをスマートフォン内のアプリを通してまとめて確認することが可能。
これらの特長により、運転中でもタイムリーにスマートフォン上のメッセージ受信に気づくことができると共に、スマートフォンを操作することなく、音声操作によって安全にメッセージ内容を確認、返信できる。また位置情報共有とナビの目的地設定を円滑に行えることで、家族や友人との待ち合わせのシーンでも活躍する。
Nissan Message Parkアプリ
ダウンロード開始日:Android アプリ2023年12月11日
※Apple CarPlay用アプリケーションは2024年4月以降にリリース予定。
●対象車
ノート(2020年12月以降発売モデル)
スカイライン(2019年9月以降発売モデル)
オーラ(2021年8月以降発売モデル)
エクストレイル(2022年7月以降発売モデル)
フェアレディZ(2022年8月以降発売モデル)
セレナ(2022年12月以降発売モデル)
日産リーフ
日産アリア
日産サクラ
※ディーラーオプションナビ利用者は利用できない。
●料金: 無料(NissanConnect会員費内で利用できる)
●対応アプリケーション(2023年12月11日時点)
LINE、Messenger、WhatsApp、Slack、Skype、Telegram、Signal、Viber