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2018年6月19日【アフター市場】

日産自動車、最速の「グランツーリスモ」プレイヤーを日本へ招待

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車は、eスポーツレースの「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」で、日産車を選択し最上位の結果を出したドライバーと、欧州で開催される「日産GTスポーツカップ」の勝者を、日本に招待する。

 

 

「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」は、ソニーのプレイステーションと国際自動車連盟(FIA)との提携で開催される、FIA認定のオンラインeスポーツレース大会で、プレイステーション専用ゲーム「グランツーリスモSPORT」で開催。

 

この大会で最上位となった日産ドライバーは、日本の富士スピードウェイで開催されるニスモフェスティバルおよび、グランツーリスモを開発したポリフォニー・デジタル社の本社に招待。欧州で開催されるeレース大会「日産GTスポーツカップ」の勝者も、同様に日本に招待される。

 

これらの大会は、ゲーマーたちが現実の日産レーシングドライバーになるチャンス獲得を競う、「 GTアカデミー by日産×プレイステーション」の開始から10年目の節目にあたる今年、開催されると云う。

 

 

日産のグローバル・モータースポーツ・ディレクターのマイケル・カルカモは、以下のように述べた。

 

「日産は、GTアカデミーを通してゲームの中のレーシングコースでしか競ったことがないドライバーでも、世界最速のドライバーなれることを証明しました。ソファから抜け出してコックピットに入った彼らは、どのようにすればレーシングドライバーとして成功できるかという従来の常識を覆しました。大会のレベルは非常に高く、私たちはオンラインレースをリアルなレースの代わりとして考えているだけではありません。大会がFIA公認のチャンピオンシップとして注目されるのは素晴らしい機会ですし、日産車で競う世界最高のゲーマーたちに出会えることを楽しみにしています」。

[FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ]

 

アメリカ、アジア、欧州の各地域で日産車を選択して最上位の結果を出し、世界一を決めるワールドファイナルに出場するプレイヤーは、日本に招待され、日産のチームウェアを支給、ワールドファイナルでは、GTアカデミーを卒業したメンターからのコーチングを受ける。

 

[日産GTスポーツカップ(欧州のみ)]

 

FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップで日産車を選択した欧州のプレイヤーは、「日産GTスポーツカップ」に自動参戦。6~8月の大会で、各月の上位12位に入ったドライバーは、9月にバルセロナで開催されるブランパンGTシリーズ・エンデュアランスカップ決勝戦の会場に集められる。

 

この決勝戦でトップの成績を収めたドライバーは、シルバーストーン・サーキットで行われる日産トレーニングキャンプに参加、メンターから実世界でのドライビングスキルを学ぶ。

 

集められた計36名のプレイヤーに加え、会場のバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで新たに出場権を与えられた12名のプレイヤーが、日産GTスポーツカップに参戦し、勝敗を競う。

 

なお、バルセロナで開催されるブランパンGTシリーズ2018には、ソニーがスポンサードするカスタマーチーム「GT SPORT MOTUL Team RJN」が、NISSAN GT-R NISMO GT3で参戦、同チームでドライバーを務めるルーカス・オルドネスとリカルド・サンチェスは、GTアカデミーの元優勝者。

 

GTアカデミーではこれまでに、オルドネスとサンチェスを含め22名の勝者が現実のレーシングライバーになっている。

 

 

■FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 開催概要:
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/fia2018/detail/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。