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2022年2月28日【アフター市場】

日産、メタバース上で高齢ドライバーの安全走行を啓発

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車は2月28日、メタバース上のバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」にて、高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発する「ハンドルぐるぐる体操」の体験会を3月7日に実施することを発表した。

 

併せて、メタバース上のインフルエンサーが様々なワールドで「ハンドルぐるぐる体操」を実施する動画をYouTubeで公開した。

 

 

 

 

日産は、高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発するため、2020年、新潟大学と共に「ハンドルぐるぐる体操」を制作した。この体操は、主に高齢ドライバーが日々の生活の中で運動習慣をつけることで、筋力と認知力を高めて安全走行できるよう支援するためのもので、日産と新潟大学が共同でコンセプト検討を行い、新潟大学が体操のプログラムを創作したもの。

 

この体操について、新潟大学がドライバー(60代~80代)25人に対し、2か月間の効果検証を行ったところ、座った姿勢で前にかがむ前屈測定(長座体前屈)や、大きく前に歩幅を進める最大二歩幅測定において向上が見られた。適正な運転姿勢を保ち、左右確認やペダル操作に必要な体の柔軟性を測る長座体前屈や、筋力やバランス力を評価する最大二歩幅は、日常生活での自立度や転倒リスクを反映する指標となる。

 

「ハンドルぐるぐる体操」は、正しく継続して行うことで、運転に必要な筋力、認知力を高める効果が期待され高齢ドライバーに限らず運転不足になりがちな誰にでも健康増進効果が見込まれる。

 

 

 

 

日産は、多くの世代に「ハンドルぐるぐる体操」の特長や有用性を紹介するために、ソーシャルVRサービスのVRChat内に公開しているバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」にて今回の体験会を実施する。なお、体験会は無料で参加することができ、開催日当日に先着順で20名を案内する。

 

体験会では、体操の概要説明や、VR界のパフォーマーによる体操のレクチャーを行った後、参加者全員で体操を行う。

 

また、体験会への参加ができない人でも、「ハンドルぐるぐる体操」を楽しく覚えることが出来るように、VRコミュニティの皆さんが、メタバース上の様々なワールド内で体操を実施する動画も併せてYouTubeに公開した。

 

 

 

■実施概要
開催日時:2022年3月7日20:00~21:00(開場19:30~)
開催場所:VRChat上 NISSAN CROSSING
参加人数:20名
参加費用:無料

 

■バーチャル 「ハンドルぐるぐる体操」体験会及び動画制作にご協力いただいたクリエイター
VR蕎麦屋タナベ
イカめし
ライヒ
Yoikami(カソウ舞踏団 団長)
Tarako(カソウ舞踏団)
e-suke(カソウ舞踏団)
koua(カソウ舞踏団)
蕎麦屋ふれんど
questラジオ体操部のみなさん
胡椒家のみなさん
題名のないお茶会のみなさん
ぱんだ歌劇団
桜羽ことね
匠@くだらないもの工房
(順不同・敬称略)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。