日産自動車と三河日産自動車は3月17日、岡崎市と電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結した。
この協定は、岡崎市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては167件目の取り組みとなる。
■協定の概要と主な連携内容
電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通り。
・岡崎市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命及び身体の安全を守る。
・岡崎市および日産自動車、三河日産自動車は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を市民へ積極的にアピールし、防災・環境意識向上を目指す。