日本交通は2月8日、東京23区・武蔵野市・三鷹市で妊婦向けに展開する「陣痛タクシー」サービスが、2022年2月7日に開催された第1回(2021年度)『クルマ・社会・パートナーシップ大賞』表彰式において、部門賞「モビリティ・ソリューション賞」を受賞したと発表した。
日本交通の「陣痛タクシー」は、妊婦が陣痛時・通院時に簡単にタクシーを呼ぶことができるサービスで、2012年に都内初としてスタートした。日本交通によると、今では都内の妊婦の2人に1人が登録し、累計10万件を超える配車を行い、出産時には欠かせないサービスとなっている。
日本交通は、同社の10年にわたる実績とともに、核家族や車を持たない家庭が多くなる中で、いつでも駆けつけてくれる安心感を醸成し、かつ社会におけるタクシーの有用性の高さを認識させた点が評価され、今回の受賞となったとしている。