東京・日本交通は9月10日、関西では初となる「ニューノーマルタクシー」の導入を決定したと発表した。
ニューノーマルタクシーとは、車内に、高効率の空気清浄機や空気清浄度モニター、飛沫防止のシールドなどを装備することで感染対策を強化したタクシー車両。タクシー車両は走行中に窓を開閉できることから換気性が高い公共交通機関として、コロナ禍において積極的に利用する人が多くいる。その中で「ニューノーマルタクシー」は換気を実施しなくとも、空気をキレイな状態に保てるため、常に安心・安全な乗車を実現できることが大きな特徴だとしている。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で、ウィズコロナ時代の到来が現実味を帯びてきた。日本交通グループ 関西(東京・日本交通、さくらタクシー)においても、社内における検温・マスク着用の徹底、遮蔽シールド付きJPN TAXIの導入、ワクチン職域接種の実施といった、「コロナウイルスと共存する社会」を構築していく歩みを進めている。
■導入概要
・導入車両:JPNタクシー 112台
・取り付け設備:空気清浄度モニター、高効率空気清浄機、遮蔽シールド の計3点
・走行開始予定:9月6日(月)から取り付け開始し、完了し次第随時
■出発式、開催
9月14日(火曜)10時(予定)より、ニューノーマルタクシーのお披露目・出発式を開催する。