NEXCO中日本は2月24日、ハイウェイラジオで提供している交通情報をスマートフォン(スマホ)からでも入手できる情報通信アプリ「みちラジ」の運用を2月1日から首都圏近郊で開始し、4月1日(金)からは東海3県・北陸地方に情報提供範囲を拡大し、NEXCO中日本の管内全域での情報提供が可能になると発表した。
「みちラジ」では、高速道路を走行中の位置情報をもとに、渋滞・事故・通行止めの情報や所要時間情報などを、あらかじめ設定した個人のスマホに明瞭な音声でプッシュ通知により知らせる。
この「みちラジ」の開発は、高速道路の利用者に対して、事故や渋滞などの交通情報を正確かつタイムリーに知らせる情報提供の高度化を推進する「i-MOVEMENT」の取組みの一環で、その戦術の一つである「旅行快適化支援アプリによるサービス向上」につながる技術となる。
■運用開始時期(情報提供範囲拡大)
2022年4月1日(金)から情報提供範囲を拡大して運用予定。
■「みちラジ」のサービスと特徴
1)プッシュ通知による配信
スマホの操作をおこなう必要がなく、交通情報を明瞭な音声で知らせる。
2)進行方向のみの情報提供
ハイウェイラジオでは進行方向以外の情報も知らせるが、「みちラジ」はスマホのGPS機能による位置情報をもとに、進行方向に応じた情報のみを知らせる。
3)多言語対応
日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語の4カ国語に対応しており、言語選択が可能。