東日本高速道路、中日本高速道路は3月1日、首都圏の新たな高速道路料金について発表した。
首都圏の高速道路料金については、2016年4月からの利用重視の料金体系への移行により、圏央道などの利用が料金の面において不利にならないよう、ETC車については、「起終点を基本とした継ぎ目のない料金」を導入している。
2022年4月1日からの首都高速道路料金の見直しに伴い、ETC車については、NEXCO東日本・中日本が管理する圏央道などを経由して走行する一部インターチェンジ間の料金が変更となる。
また、首都高速道路の湾岸線または横浜・川崎エリアを発着し、常磐道を利用するETC車が東京外環道の三郷JCTから高谷JCTまで(以下「千葉外環」)を迂回して利用する場合、直行したときと同じ料金になる「千葉外環迂回利用割引」が、2022年4月1日(金)午前0時から導入される。
令和4年4月1日からの首都圏の新たな高速道路料金の概要
①起終点を基本とした継ぎ目のない料金
首都高速道路の上限料金見直し及び深夜割引導入に伴い、同一起終点において、都心部(首都高速道路)経由の料金が変更となる場合があるが、圏央道経由などの料金の方が高い場合は、引き続き圏央道経由などの料金を都心部(首都高速道路)経由と同額に引き下げる。
■料金の例(普通車(ETC車))
②千葉外環迂回利用割引
首都高速道路の湾岸線または横浜・川崎エリアを発着し、常磐道を利用するETC車が、千葉外環を迂回して利用する場合、直行したときと同じ料金になるよう、千葉外環の料金を割り引く。
<対象となる首都高速道路の出入口>
湾岸線(葛西出入口以西)、羽田線(空港西出入口以南)、横羽線、三ツ沢線、狩場線、大黒線、川崎線、横浜北線、横浜北西線の出入口
■対象エリア図