NEXT MOBILITY

MENU

2024年6月20日【アフター市場】

NeU、運転に重要な認知機能の簡単チェッカーを提供開始

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

NeUは6月20日、運転に重要な認知機能を1分で簡単にチェックでき、その結果を持ち帰ることができる「“イベント用”運転脳力チェッカー」のサービス提供を7月より提供する。

 

この「運転脳力チェッカー」は、短時間で簡単に安全運転に必要な力(認知機能)をチェックでき、イベントや研修等にて一般ドライバー及び業務用ドライバーに使うことができ、ドライバーの皆様の安全運転意識の向上、交通安全教育などに活用できるもの。

 

操作イメージ動画へのURLリンク( YouTubeへジャンプする )

 

運転脳力チェッカーでは、安全運転能力を支える、以下6項目をスコア化する。

  • ・先行車等の挙動を素早く察知し対応する力
  • ・周囲からの飛び出し等を素早く察知し対応する力
  • ・広い視野で危険を察知する力
  • ・注意を持続させる力
  • ・危険を見逃さない力
  • ・衝動を我慢する力

 

 

システム構成
専用アプリをインストールした10インチのタブレット端末、タブレット台、および専用のプリンターにて構成されている。イベント用として設計しているため、インターネット・ネットワーク環境などの準備がなくても利用できる。なお、データをまとめて保管する機能は持っていない。

 

活用シーンのイメージ
タブレットとプリンターのみで手軽に持ち運びが可能、屋外のイベントなどにも活用できる。安全運転に関する講習会やセミナーなどのシーンで、講習と合わせて使うことを推奨する。

 

更にタブレットを40-50インチの大画面に接続し、クルマのフロントガラスと同程度の画郭にしてトライすることも可能。
注)この場合、参加者から大画面までの距離は、約2.5m取ること。
※画像は55インチのモニターを使用したイメージ。

 

チェック方法
以下の手順にて、簡単に操作ができ、ほぼ自分1人でアシストなく実施することができる。

  • 年齢と性別のプロフィールインプット(個人を特定する情報は取得しない)
  • ・画面のインストラクションに従い、簡単なアンケートを実施
  • ・チェック方法をビデオで確認。
  • ・チェック開始 チェックは約1分間。
  • ・チェック完了後、結果画面が表示。結果画面のQRコードを読み込み結果の印刷が可能。

 

結果表示
以下の2種類の結果が表示される。
1)6軸レーダーチャートで結果表示
2)見落とし部分をビジュアルで表示

 

印刷例
結果を印刷し、参加者に手渡すこともできる。

なお、当該サービスについて、以下の事項に留意されたい。

  • ・運転可否の判断を出すものではないこと
  • ・免許返納を決定する為のツールではないこと
  • ・医療的な診断をするものではないこと

 

提供方法
2つの方法を準備している。

 

(1)システム買い上げる場合
アプリインストール済のタブレット端末とタブレット台、プリンターをセットで販売する。また、要望に応じてアプリケーションのみの提供等も可能。
定価:システム買い上げフルセット:390,000円(税抜)

 

(2)短期間レンタルの場合
アプリインストール済のタブレット端末とタブレット台、プリンターをセットで貸し出す。2日間から利用可能。
定価:2日間レンタル利用50,000円(税抜)
   1週間レンタル利用100,000円(税抜)
※ご利用日数は着荷日の翌日から起算する。

 

最後に、当サービスは「安全運転に必要な力(認知機能)」のチェックができるサービスとなるが、NeUではチェックだけではなく、安全運転に必要な能力を向上させる運転脳トレ(一般向け)も順次リリースを予定している。

 

問い合わせ
株式会社NeU ブレインフィットネスビジネスユニット
E-mail info@neu-brains.com

 

株式会社NeU
ブレイン・ヘルス・テックのリーディングカンパニー(株)NeUは、東北大学、日立ハイテク、三井物産を主要株主とした脳科学ベンチャーカンパニー。近赤外光による脳機能計測技術(NIRS)をベースに、NIRSハードウェア、信号解析、脳科学知見を基にしたソリューションを提供。
設立:2017年8月
資本金: 1億円
代表取締役(CEO):長谷川 清
取締役(CTO): 川島 隆太 (東北大学 在任)
URL: https://neu-brains.co.jp/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。