ナビタイムジャパンは3月23日、NEXCO中日本と、グループ会社 中日本エクシスが運営するサービスエリア・パーキングエリアの地図や各種情報を紹介している『サービスエリアガイド』冊子のデジタル化に技術協力し、2022年4月27日より、『ドライバーズサイト』と『わくわくハイウェイ』アプリにて「デジタルサービスエリアガイド」を提供開始すると発表した。
NEXCO中日本と中日本エクシスでは、NEXCO中日本管内の高速道路やサービスエリア・パーキングエリアを表示する地図と、サービスエリア等で提供しているサービスや店舗、販売商品といった情報を『サービスエリアガイド』冊子にて紹介している。今回本冊子のデジタル化に向けて、ナビタイムジャパンが開発したサービスエリア・パーキングエリアの検索に特化した地図コンテンツを活用し、『サービスエリアガイド』にて紹介していた各種情報をより多くより迅速に高速道路の利用者に届ける「デジタルサービスエリアガイド」を提供する。
この機能では、地図上のサービスエリア・パーキングエリアをタップすると、これまで冊子で掲載していた情報に加えて、イベントやお知らせ情報なども閲覧できる。また地図コンテンツ内での高速道路の路線指定や、「エリア・コンシェルジュ」「ぷらっとパーク」などの条件でサービスエリア・パーキングエリアの絞り込みができたり、周辺観光スポットの確認、チャットボットの利用が可能。更に冊子特有のキロポストや道路形状線といった情報も引き継いで表示できる。
ナビタイムジャパンでは、これまでコンシューマー向けカーナビゲーションサービスの提供で培ってきたノウハウを活かし、今回、高速道路利用に特化した地図コンテンツを構築している。指定した高速道路と道路沿いのサービスエリア・パーキングエリアを強調し、どのあたりを通るのかを一目で確認したり、サービスエリア等と観光スポットの紐づけも可能。また、絞り込み検索後は対象のサービスエリア・パーキングエリアのアイコンを目立たせるなど、ドライバーにとって必要な情報だけを直感的に確認できる、視認性の高いサービスとした。
更に、高速道路利用者の活用だけでなく、サービスエリアのコンシェルジュ向けWebサービスも提供し、問い合わせに対してこれまで冊子を使って案内していた業務をデジタルに置き換えることで、効率的できめ細やかな対応をサポートする。