救命率向上を目指し事故車~消防~基地病院を繋ぐ迅速な情報伝達システムの本格運用開始
認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(所在地 : 東京都千代田区、理事長 : 篠田伸夫 以下HEM-Net)、トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、代表取締役社長 : 豊田章男)、本田技研工業株式会社(本社 : 東京都港区、代表取締役社長 : 八郷隆弘)、株式会社日本緊急通報サービス(本社 : 東京都港区、代表取締役社長 : 倉田潤)の4社は、救急自動通報システム「D-Call Net®」の本格運用を開始した(坂上 賢治)
この救急自動通報システム「D-Call Net®」は、関連企業の壁を越えて2015年11月から試験運用を実施してきた。
この2018年6月15日には、同体制に協力するドクターヘリ基地病院に加えて、全国約730か所の全消防本部に車両の死亡重症確率データを伝達する体制を整備。いよいよ本格運用を行う運びとなった。
2015年当初、試験運用段階では9道県で10病院(ヘリ9機)であった協力病院は、現在では31道県42病院(ヘリ37機)となった。