ビザ・ワールドワイド・ジャパンは9月22日、南海電気鉄道、南海りんかんバス、三井住友カード、QUADRAC、小田原機器と、2021年10月1日(金)より、高野山内・山麓の路線バスにおいてVisaのタッチ決済による実証実験を実施すると発表した。
バスの乗車口と降車口にVisaのタッチ決済の専用読取端末機を設置し、乗車・降車時にVisaのタッチ決済でタッチすることで、乗車区間に基づいた運賃を支払うことができる。
実証実験では、公共交通機関の支払い方法の選択肢を広げる「Visaのタッチ決済」の有用性等を検証し、アフターコロナを見据え、海外で普及しているVisaのタッチ決済を観光バス路線で導入することによる環境整備課題抽出を目的としている。
なお、Visaのタッチ決済を用いて鉄道から観光地までのバスを乗継利用することができるのは国内初となる。
■南海りんかんバスにおけるVisaのタッチ決済実証実験の詳細
1.Visaのタッチ決済の実施期間
2021年10月1日(金)~12月12日(日)
2.実施路線
南海りんかんバス
・高野山内路線バス:高野山内線、千手大門線、鶯谷線(停留所数27)
・高野山麓世界遺産アクセスバス:橋本丹生都比売線、高野丹生都比売線(停留所数14)
3.各社の役割
南海電気鉄道株式会社:実証実験トータルサービスの企画、設計
南海りんかんバス株式会社:南海りんかんバスにおけるサービスの企画、設計
三井住友カード株式会社:Visaのタッチ決済導入支援、steraプラットフォーム提供
QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済及び認証に関する、SaaS型プラットフォーム(Q-move)の提供
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供
株式会社小田原機器:キャッシュレス決済端末機器の導入支援