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2024年8月26日【アフター市場】

エムケー精工、セルフ式門型洗車機「マレル」を発売

坂上 賢治

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エムケー精工は8月26日、洗車受付操作がスムーズにできる大型タッチパネルを搭載したセルフ式門型洗車機「マレル(MARELU)」の受注を開始した。

 

新型洗車機と従来型洗車機との違いは操作上の使い勝手にある。従来型の洗車機は、押しボタン式の操作が難しく「初めてだと操作に戸惑う」「画面が小さく文字が見づらい」といった操作面の改善を望む声が寄せられていた。

 

これを受け同社では、ユーザー目線での操作性向上を目指し、社内アンケートを実施。得られたフィードバックをもとに操作部の改良を重ね、受付操作がスムーズにできるセルフ洗車機「マレル」を開発した。機種名は水に関する用語から連想し、ラテン語で「海の」を意味する「marelu」から名付けたという。

 

操作部には15インチの大型タッチパネルを採用。操作手順が明快になり、エムケー精工では、誰でも迷わず操作が可能になったと謳っている。また自社セルフ洗車機では初めてとなる高精度車形スキャンシステム「3DスキャンNEO」を搭載。使いやすく高機能なセルフ洗車機「マレル」で、簡単・高品質な洗車を実現できるという。

 

 

主な製品特長は以下の通り

 

(1)操作部に15インチの大型タッチパネルを採用
従来の押しボタン式から受付操作部を大型カラータッチパネルに刷新。ユニバーサルデザインに基づき、カラーとレイアウトを工夫したインターフェースで、洗車メニューやオプションの選択操作をサポートする。

 

(2)当社セルフ洗車機で初!「3DスキャンNEO」搭載
これまでドライブスルー洗車機のみに搭載していた高精度車形スキャンシステム「3DスキャンNEO」を、セルフ洗車機で初めて搭載。535本×3列のセンサーで立体的かつ精密に読み取った車形データをもとに、隅々まで丁寧に洗いあげる。

 

 

車形スキャンイメージ

 

3DスキャンNEOは、535本のセンサーラインに加え、3列同時発光の広角型センサーラインを搭載。水しぶきや湯気に影響されない高精度な車形認識が可能。風の強い日や冬期の温水洗車による湯気が発生しやすい日でも、装備品の装着位置まではっきりと読み取る。

 

(3)IoTシステム連携で安心の運営サポート(オプション)
当社の遠隔管理システム「mech MANAGER」(オプション)や電子決済ユニット「wash ON」(オプション)を導入すれば、セルフSSや無人のコイン洗車場の運営・管理も安心のサポート。人手不足でスタッフが現場にいなくても、安心の管理体制を提供する。

 

セルフ洗車機とドライブスルー洗車機の違い

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。