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2023年6月2日【アフター市場】

三菱ふそう、厚木市の部品センターを横浜市幸浦に移転

NEXT MOBILITY編集部

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三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は6月2日、アフターセールス向け部品倉庫「厚木部品センター」(神奈川県厚木市)を、横浜市幸浦へ今年4月に移転。「幸浦部品センター」として稼働を開始した新部品センターの開所式を、5月30日に実施したと発表した。

三菱ふそう・ロゴ

厚木部品センターは、1978年に開設された三菱ふそうの部品供給網の基幹拠点。以降、日本国内の販売・サービス拠点に部品を提供すると共に、ハッテン(フランス)、チェンナイ(インド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)等のダイムラートラックグループの物流拠点と連携し、海外市場への部品輸出機能も担うなど、凡そ14万点の部品を常時保管し、1日平均約1万9千点の部品を出荷してきた。

 

今年4月、MFTBCは、この厚木部品センターの全ての部品管理・供給機能を、「ESR幸浦ディストリビューションセンター1」内に移行(延床面積65,500㎡を利用)。アジア太平洋地域の大手不動産企業である「ESRグループ」が手掛けたこの施設は、国内のエネルギー効率認証制度で最高ランクを取得するなど、高水準の環境配慮もなされおり、また、横浜港や都市間道路、MFTBCの川崎製作所にも近接することなどから、部品の納品時間を従来に比べて平均3日短縮することが見込めると云う。

 

また今回、これまで川崎市東扇島の完成車モータープール(約1,500台が収容可能)で保管していた完成車の一部を幸浦に、輸出市場向けを川崎港に隣接する横浜市大黒ふ頭に移転。幸浦に重要な物流機能を集中させることで、よりスムーズな物流体制の構築を目指す。

 

MFTBCは、現在会社を挙げて進める業務効率向上の取り組みを通じて、今後もさらなるサービスの向上と部品供給力の強化を実現し、「世界を動かし続ける全ての人々のために」というダイムラートラックグループの目的達成に向けて進み続けていきたいとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。