国土交通省は4月20日、2021(令和3)年度のリコール届出の総届出件数および総対象台数(速報値)を、以下の通り公表した。
[2021年度・リコール総届出件数と総対象台数] (速報値)
<種別、総届出件数、総対象台数> 括弧内=対前年度比
– 国産車:195件(-3件)、3,958,470台(-2,140,940台)
– 輸入車:174件(-12件)、299,461台(-211,686台)
– 合計:369件(-15件)、4,257,931台(-2,352,626台)
[2021年度に対象台数が多かったリコール届出上位3件]
【1位】
– 対象台数:956,221件
– 車名(通称名):ダイハツ他(タント他 計21車種)
– 不具合の内容:
燃料ポンプのインペラがケースと接触し作動不良となり、エンストするおそれ。
– 届出年月日:R3.6.24
【2位】
– 対象台数:302,097件
– 車名(通称名):三菱他(ek他 計4車種)
– 不具合の内容:
エンジン制御プログラムが不適切なため、ブレーキペダルが固くなるおそれ。
– 届出年月日:R3.5.27
【3位】
– 対象台数:188,378件
– 車名(通称名):スズキ他(ハスラー他 計4車種)
– 不具合の内容:
オイルコントロールバルブが錆びることにより、エンストするおそれ。
– 届出年月日:R3.11.25
<自動車のリコール総届出件数および総対象台数の年度別推移>
1969(昭和44)年度から2021(令和3)年度までの53年間