メルセデス・ベンツ日本が、平成30年1月31日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「GLC200」、「GLC200 クーペ」、「GLC220d 4MATIC」、「GLC220d 4MATIC クーペ」、「GLC250 4MATIC」、「GLC250 4MATIC クーペ」、「GLC350e 4MATIC」、「GLC350e 4MATIC クーペ」、「メルセデスAMG GLC43 4M」、「メルセデスAMG GLC43 4M C」の計10車種、対象台数は、計4,627台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
メルセデス・ベンツ日本 代表取締役 上野 金太郎
[不具合の部位(部品名)]
前照灯等(すれ違い用前照灯)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
前照灯において、すれ違い用前照灯の光軸調整機器のプログラムが不適切なため、光軸調整が適切に行われていないものがある。そのため、光軸の向きが保安基準第32条の基準に適合しないおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
な し
[発見の動機]
ドイツ本社からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、すれ違い用前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は、光軸調整を行う。
[対象車種]
計10車種・13型式
●リコール対象車・通称名
「GLC200」、「GLC200 クーペ」、「GLC220d 4MATIC」、「GLC220d 4MATIC クーペ」、「GLC250 4MATIC」、「GLC250 4MATIC クーペ」、「GLC350e 4MATIC」、「GLC350e 4MATIC クーペ」、「メルセデスAMG GLC43 4M」、「メルセデスAMG GLC43 4M C」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外No.2589のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成 27 年 8 月 6 日~平成 29 年 8 月 28 日
[リコール対象車の台数]
計4,627台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001219406.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):