福岡市西区姪浜で、広域事業を展開するサワライズ( ©SAWARISE )は7月5日、自社傘下の姪浜ドライビングスクールの営業所を「いとLab+」内に開設する。
上記「いとLab+」とは、九大新町の研究開発次世代拠点である九州大学伊都キャンパス(約1.5km)近隣の研究開発施設で、産学連携により新産業・新事業の創出に取り組んでいる研究開発棟と生活利便施設が一体となった新しいスタイルの街となっている。
そんな「いとLab+」は、中心市街地の天神・博多駅周辺エリアだけでなく、福岡空港からも1時間以内でアクセスできる一方で、糸島半島の自然環境に触れながら研究開発に集中できる立地にある。姪浜ドライビングスクールの営業拠点は、この「いとLab+」内の九大伊都 蔦屋書店(福岡県福岡市西区九大新町5番1 いとLab+内)の店内に開設される。
拠点では、普通車・二輪車免許の相談や入校申込みだけでなく、サワライズが運営する広域事業に係る福岡西、姪浜・小戸エリアの営業発信も担う拠点としても活動するという。
ちなみに、この姪浜ドライビングスクールは、福岡市地下鉄 空港線 室見駅・姪浜駅より徒歩約8分の場所にある普通車と二輪車の専用コースを持つ公安委員会指定の自動車教習所。
運転技術はもちろん、モラルやマナーを身につけた「安全な運転者の育成」に力を注ぎ、地域の安全活動も推進し、快適・安全な社会づくりを目指している。
また普通車・二輪車の免許取得だけでなく、ペーパードライバー講習、企業向けの安全講習などの各種講習も用意している。なお今回の新拠点は、教習所内で顧客を待つことなく人が集まる場所で積極的に働き掛けて、免許取得希望者を獲得するだけに留まらず、先の通り、グループ事業の情報発信拠点としての役割も担う。
併せて学び・研究の拠点の「いとLab+」自体が、ファミリー層や若年層も集う拠点でもあるため、姪浜ドライビングスクール自体もステレオタイプの自動車教習所としての枠を超えて、〝モビリティにかかる情報発信の場〟としての役割も持たせていきたいという考えもありそうだ。
さて、そんな姪浜ドライビングスクールを運営するサワライズは、炭鉱事業の姪濱鑛業として、1914年(大正3年)に創業。今年で110年目を迎える。1950年には医療事業を開設、1962年には鉄鋼事業、姪浜自動車教習所(現在の姪浜ドライビングスクール)を開設した。
同じ年には炭鉱を閉山。以降、多角経営化を始動させて、1977年には不動産事業を開業。1989年にはレジャー事業として小戸ゴルフセンターを開設、2014年に介護事業テラシス桜花開設など幅広く事業を展開。2020年にはリブランディングを行い、ロゴマークの刷新や企業スローガン「Rise Your Life.」を策定した。
更に2022年4月には、地域の暮らしを豊かにするべくライフデザインセンターを設立。飲食事業・インテリア事業・ヘアサロン事業を推し進め、2024年4月19日には、姪浜駅南にライフスタイル提案型の複合商業施設「MEINOHAMA STEPS」を開業した。
社名:株式会社サワライズ
設立:1914年12月1日
代表取締役:柴田 耕治
本社所在地:福岡県福岡市西区小戸2丁目3-18
事業内容:不動産企画・開発事業、レジャー、鉄鋼事業、医療事業、介護事業、他
WEBサイト:https://www.sawarise.co.jp/