国際自動車は9月7日、グループのkmモビリティサービスが、NFCタグを活用したタッチによる乗車ができるサービス(以下「NFC乗車サービス」)の実証実験を開始すると発表した。
NFCタグとは、ICチップを内蔵するシールやカード状の媒体で、スマートフォンのNFCリーダーモードでNFCタグにタッチするだけで様々なサービスが利用できる。
実証実験は、2021年9月16日(木)より「お台場レインボーバス(運行会社:株式会社kmモビリティサービス)」にて開始。終了日を定めないNFC乗車サービスの実証実験は、交通事業者において初めての試みとなる。
「お台場レインボーバス」は、交通系ICカードの利用ができず現金での利用が中心であったが、東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)が提供するMaaSアプリ「Ringo Pass」のNFCリーダーモードでバス車内に設置したNFCタグにタッチすることにより、キャッシュレスでの乗車が可能になる。
■概要
開始日:2021年9月16日(木)※当面の間実施
路線:「お台場レインボーバス」(品川・田町~お台場エリア)
運賃:大人220円(こども110円)
条件:
1)NFCリーダーモード対応のスマートフォンを持つの人
2)「Ringo Pass」アプリに会員登録のうえ、クレジットカードを登録した人