NEXT MOBILITY

MENU

2020年10月1日【アフター市場】

km、タクシー営業車両特化の整備・点検新会社を設立

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
国際自動車・HP

 

 

国際自動車(km)は10月1日、タクシー・ハイヤーの営業車両に特化し、整備・点検のトータル・ソリューションを提供する新会社「kmGオートアシスト」を設立した。

kmは今年6月、新型コロナウイルス感染防止を日常生活に取り入れた“新しい生活様式”に適応する企業造りを目指し、「新たな100年へ持続的成長に向けた事業改革」を発表。その第一弾として今回、整備・燃料部門を独立させ、整備・点検のトータル・ソリューションを提供する新会社「kmGオートアシスト」を設立した。

 

今後kmは、この新会社を通じて、提携会社と協同し、新しい整備拠点体制を展開するとしている。

 

 

[新会社の事業の特徴]

 

①グループ会社のアライアンス構想を実現

 

グループ会社の所有施設を有効活用し、エリア毎に24時間対応可能なメンテナンス基地(オートアシスト・ワンストップステーション)を順次創設。首都圏整備網を構築し、営業中の故障車を近くのステーションで素早く修理・整備することで、営業外時間を短縮。経済効率の高い経営の実現を図る。

 

②km品質の保証

 

保有する整備スキルおよびノウハウを整備網全体で共有し、高品質かつ低コストのメンテナンスを実現する。

 

③コストの低減

 

部材、部品、燃料等をまとめて購入することでコスト低減を図る。

 

④車内衛生のマネージメント

 

独自の車内飛沫防止用シート「kmミラクルガード」の設置や弱酸性次亜塩素酸水「km Hacceper(ハセッパー水)」等を使用して、ウイルス感染を予防する。

 

⑤電装品の設置・整備

 

カーナビ、デジタルサイネージ、決済システムなど急激に増える電装品(electrical component)の適切な設置とスピーディーなメンテンナスを実施する。

 

⑥利用客/乗務員/コールセンタースタッフの要望への対応

 

安全・快適の原点となる「あったらいいな」の実現を目指し、オリジナル商品を開発する。

 

「料金を支払う時、手元の照明を明るくして欲しい」という利用客の要望に応え、車内LEDと料金メーターを連携。また、乗務員からの「トランクルームを機能的に使いたい」、「運転席周りに小物収納が欲しい」という要望に対しては、kmソフトバックシートやkmシートボックスを設置した。

 

 

[新会社概要]

 

– 会社名:株式会社kmGオートアシスト
– 代表者:取締役社長 松本 良一
– 所在地:東京都港区赤坂2-8-6
– 電話:03-3586-3620
– 設立:2020年10月1日
– 資本金:1,000万円
– 事業内容:

自動車の整備加工、自動車及び自動車用品の売買、LPG・ガソリン等の石油製品類の売買、衛生用品の製造販売、など。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。