国際自動車(km)は10月1日、タクシー・ハイヤーの営業車両に特化し、整備・点検のトータル・ソリューションを提供する新会社「kmGオートアシスト」を設立した。
kmは今年6月、新型コロナウイルス感染防止を日常生活に取り入れた“新しい生活様式”に適応する企業造りを目指し、「新たな100年へ持続的成長に向けた事業改革」を発表。その第一弾として今回、整備・燃料部門を独立させ、整備・点検のトータル・ソリューションを提供する新会社「kmGオートアシスト」を設立した。
今後kmは、この新会社を通じて、提携会社と協同し、新しい整備拠点体制を展開するとしている。
[新会社の事業の特徴]
①グループ会社のアライアンス構想を実現
グループ会社の所有施設を有効活用し、エリア毎に24時間対応可能なメンテナンス基地(オートアシスト・ワンストップステーション)を順次創設。首都圏整備網を構築し、営業中の故障車を近くのステーションで素早く修理・整備することで、営業外時間を短縮。経済効率の高い経営の実現を図る。
②km品質の保証
保有する整備スキルおよびノウハウを整備網全体で共有し、高品質かつ低コストのメンテナンスを実現する。
③コストの低減
部材、部品、燃料等をまとめて購入することでコスト低減を図る。
④車内衛生のマネージメント
独自の車内飛沫防止用シート「kmミラクルガード」の設置や弱酸性次亜塩素酸水「km Hacceper(ハセッパー水)」等を使用して、ウイルス感染を予防する。
⑤電装品の設置・整備
カーナビ、デジタルサイネージ、決済システムなど急激に増える電装品(electrical component)の適切な設置とスピーディーなメンテンナスを実施する。
⑥利用客/乗務員/コールセンタースタッフの要望への対応
安全・快適の原点となる「あったらいいな」の実現を目指し、オリジナル商品を開発する。
「料金を支払う時、手元の照明を明るくして欲しい」という利用客の要望に応え、車内LEDと料金メーターを連携。また、乗務員からの「トランクルームを機能的に使いたい」、「運転席周りに小物収納が欲しい」という要望に対しては、kmソフトバックシートやkmシートボックスを設置した。
[新会社概要]
– 会社名:株式会社kmGオートアシスト
– 代表者:取締役社長 松本 良一
– 所在地:東京都港区赤坂2-8-6
– 電話:03-3586-3620
– 設立:2020年10月1日
– 資本金:1,000万円
– 事業内容:
自動車の整備加工、自動車及び自動車用品の売買、LPG・ガソリン等の石油製品類の売買、衛生用品の製造販売、など。