トヨタチームメイト[アドバンストパーク(リモート機能付)]
トヨタ自動車は6月22日、“クルマの価値”を高める取り組みの一環として、プリウスのUグレードを対象に仕様を進化させる「アップグレード」サービスを開始した。
これまでもトヨタは、KINTO FACTORYを通じて2022年1月より、新車購入時に未装着だった装備の後付けなどを提供してきたが、今回のアップグレードサービスでは「アップグレードレディ設計」を実装した車両を対象に、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストパーク」などこれまで選択することができなかった安全・安心装備や機能の後付けを新たに可能とした。
アップグレードレディ設計は、車両開発の段階から、アップグレードに必要な施工作業を想定し、大幅に時間短縮できる構造をあらかじめ織り込んで設計することで、将来登場する装備や機能を後付可能とするもの。
トヨタでは、「今後もモビリティ・カンパニーへの変革を進めるべく、お乗りのクルマを進化させるアップグレードメニューや車種の拡充を進め、愛車として長く乗り続けていただける取り組みを進めてまいります」と話している。
具体的な「アップグレード」サービス概要は、プリウスKINTO Unlimited専用グレード“U”を対象に高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストパーク(リモート機能付)」を、アップグレードメニューに設定。
またブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキ(後方歩行者検知)、ステアリングヒーターなど7種類のアイテムも、KINTO Unlimited契約時に選択していなくてもアップグレードメニューとして個別で後付けすることが可能とした。
なお今後もディスプレイオーディオの大型化、シートヒーター、シートベンチレーション、合皮シート等アップグレードメニューの拡大などを検討していくという。
ちなみにアップグレードサービスへの申し込みは、専用スマホアプリ「KINTO Unlimitedアプリ」を通じて受け付ける。料金は全国一律とし、一括払い/月額利用料への合算の2つの支払方法から選択できる。
参考となるアップグレードアイテムメニュー一覧(消費税込み、単位 : 円)