菊水(本社:大阪府、代表取締役:宮 俊明)は10月10日、椿本チエイングループと提携し、EVの充電・停電時の非常用電源としても使用できるV2X(Vehicle to X)対応充放電装置「eLINK」の販売を開始した。
今回、菊水がV2X対応充放電装置の販売を開始した背景には、2024年4月からスタートする介護事業に於けるBCP策定の義務化があった。そもそも菊水は、以前より介護施設様での電気工事業・太陽光事業の実績が豊富であり、これを踏まえ椿本チエイングループのV2X対応充放電装置「eLINK」の普及・展開で両社は協業を決めた。
V2X 対応充放電装置「eLINK」は。停電時に電気自動車の大容量バッテリーから取り出した電力を非常用電源として使用できるもの。災害時に電気の供給が可能になるため、効果的なBCP策定に繋げられる。
また充電サービスも提供するべく課金装置内蔵モデルも選択でき、スマートエネルギー社会の実現に貢献する顧客ニーズに合わせたオプションも提供可能だ。
菊水株式会社では、「V2X対応充放電装置eLINKに関する販売はもちろん、工事・メンテナンスを一貫して担います。導入段階からアフターフォローまで、すべて菊水株式会社でご対応させて頂きます。
eLINK設置にあたりCEV補助金を使用しての導入を検討される方には、補助金詳細のご説明、補助金の申請手順までワンストップでご対応させて頂きます。
当社では若手メンバーが中心となり、SDGsの実現に向けたアクションを主体的に行っております。当サービスを通じて下記の6つのSDGsの実現に向けた一気通貫したサポートを総合的に行います」と話している。