日本ミシュランタイヤは2月20日、熊本県と大分県の全域を対象に、厳選した飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド熊本・大分 2018 特別版」を今夏に発行すると発表した。
熊本県、大分県はそれぞれ、国内で発行されるミシュランガイドの17、18エリア目。
また、九州地方では、2014年発行の「ミシュランガイド福岡・佐賀 2014 特別版」に次いで2冊目のミシュランガイドになる。
熊本、大分両県は、阿蘇山を中心とした山々を境に隣り合い、大自然や気候の恵みを生かした温泉や観光地が魅力的な地域。
ミシュランが、日本の観光地を紹介する「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも、熊本県の水前寺公園(★★)や阿蘇山の中岳(★★)、大分県の竹瓦温泉(★★)や由布院(★★)などが紹介されている。
また、両県は素晴らしい食材の宝庫でもある。
熊本県はあか牛、馬刺し、地鶏、有明海から揚がる魚介や肥沃な海で育まれる車エビ、伊勢エビ、フグ、ウニ、アワビのほか、日本酒や焼酎が、大分県には豊後牛、地鶏、ミネラル豊富な海で捕れるハモ、車エビ、渡り蟹、豊後水道の関サバや関アジ、フグがある。
ミシュランの社員、レストラン、ホテル業界の専門知識を持つ調査員たちは現在、読者に自信を持ってすすめたい両県の飲食店・レストランおよび宿泊施設を調査しているとのことだ。
日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のポール・ペリニオは、「ミシュランガイド熊本・大分2018 特別版」の発行に関し、以下のようにコメントしている。
熊本県と大分県を対象とする新しいミシュランガイドの誕生を非常に嬉しく思います。
海と山に恵まれた両県には、豊かな風土が魅力の観光地がたくさんあります。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で両県の素晴らしい観光地を訪ねるお手伝いをしてきましたが、「ミシュランガイド熊本・大分2018特別版」では素晴らしい料理に出会うお手伝いをしたいと考えています。
ミシュランガイドは、創始者のミシュラン兄弟の発案により、安全・快適に遠くまでドライブを楽しむ情報をまとめた冊子として1900年にフランスで初めて発行されました。
彼らが目指したのは、タイヤメーカーとして自動車の活用を促進してタイヤ市場を発展させること、そのために旅をより安全で楽しいものにすることでした。
「ミシュランガイド熊本・大分2018特別版」を通じて、皆様のモビリティ向上をサポートするとともに、皆様に熊本、大分両県の魅力を体験していただけることを願っております。