一般社団法人 日本損害保険協会 北関東支部 群馬損保会(会長:松尾 隆志・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 群馬支店長)は、3月5日、一般社団法人 群馬県損害保険代理業協会との共催で、群馬県総合交通センターで、「サポートカー安全運転フォーラム」を2019年2月23日(土)に開催したことを発表した。
これは、高齢化が進む一方で生活には車が欠かせない環境にある群馬県において、県民が安全に関する先進技術について正しい知識を持ち、それらを活用することで交通事故を減少させることを目的としたもの。県民や損保関係者等110名が参加した。
当日は、まず群馬県警察本部 交通部交通企画課の角田 邦彦 交通安全対策室長補佐が、「交通事故防止のポイント」と題した講演を実施。
「前方注意」の徹底した意識付けや交通事故発生原因の理解促進、運転のメカニズムに関する解説を行った。
また、スバル 技術統括本部の樋渡 穣 上級PGMが、「スバルが生んだアイサイトの秘密」と題した講演も実施。
創業から続く「人」を中心に据えたクルマ造りの企業マインドや「人の命を守る」ことに関するこだわり、運転支援システム「アイサイト」の開発秘話等の話が披露された。
加えて、講演の前後には、スバル車の販売ディーラーである富士スバルの全面協力のもと、「アイサイト」の試乗体験も実施。
試乗内容は、富士スバル社の社員が運転するアイサイト搭載車両の助手席や後部座席に参加者が乗車し、クリープ現象(アイドリング状態で車両が進む状態)により走行する車が、障害物の直前で自動ブレーキシステムにより停止するまでを体験するというもの。
主催者によると、参加者からは、
「サポートカーに関する技術面の知識が深まった」
「試乗体験できて大変良かった」
「サポートカーをもっと普及すべきである」
「交通事故発生防止のポイントがわかりやすかった」
等の声が寄せられたという。
同協会は、群馬県民が当フォーラムで得た知識により、これまで以上に安全に自動車を活用することを期待すると言及。また、今後も交通事故防止に向けた取組みを継続的に実施していく方針だ。