日本自動車工業会(JAMA)と、日本自動車連盟(JAF)、及び全日本交通安全協会(全安協)は、警察庁、国土交通省、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会の後援で、一般ドライバーを対象とした「JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング」と、50歳以上のベテランドライバーを対象とした「JAMA/JAF/全安協 シニアドライバーズスクール」を、全国79会場で開催する。
●JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング
セーフティトレーニングは、普通運転免許取得後1年以上の人を対象として、安全運転に欠かせない運転の基本操作 「走る・曲がる・止まる」、「見る・判断する・操作する」を実際の運転を通じて再確認し、安全運転技能の向上を図ることを目的に平成3年度から開催。
昨年度は511名が参加、これまでの参加者数は約14,500名となっている。
カリキュラムは、運転の基本の確認を始めとして、スラローム走行、ブレーキ体験、危険からの回避体験、ASV(*)の体験など、実際の交通場面に対応した内容となっている。
なお、ASVの体験については、衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などの体験講習を行う。
募集人数は、各会場15名〜30名(会場によって一部異なる。また、応募者多数の場合は抽選)。
講習時間は、全日コースが約6時間(食事含む)、半日コースが約4時間。講習は、マイカー(3・5・7ナンバーの任意保険加入車:ABS付車両に限る)を使って行われる。
参加費は、JAFおよび交通安全協会会員の場合、全日コースが3,086円(税込)、半日コースが1,028円(税込)などとなっている。
なお、今年度のセーフティトレーニングは、平成30年5月19日(土)から、全国31会場で順次開催される。
○開催概要:http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1869
*ASV(Advanced Safety Vehicle):先進安全自動車
●JAMA/JAF/全安協 シニアドライバーズスクール
シニアドライバーズスクールは、高齢移行期(50〜64歳)を含む高齢ドライバー(免許取得後1年以上の人)を対象に、高齢者の身体機能や運転特性に応じたカリキュラムで、自分の運転を振り返り、安全運転に繋げていくことを目的に、平成8年度から開催。
昨年度は651名が参加、これまでの参加者数は約9,000名となっている。
カリキュラムでは、高齢者に多い事故の防止に役立つ衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などの体験ができるASV体験、運転の基本の確認を始めとして信号システムを利用した急ブレーキ体験、見通しの悪い交差点における安全な通過方法、他のドライバーの運転行動を映像で観察して自分自身の運転を振り返るなど、高齢者の交通事故防止に合わせたプログラムを実施する。
募集人数は、各会場15名〜30名(会場によって一部異なる。応募者多数の場合は抽選)。
講習時間は、全日コースが約6時間(食事含む)、半日コースが約4時間。講習は、マイカー(3・5・7ナンバーの任意保険加入車:ABS付車両に限る)を使って行われる。
参加費は、JAFおよび交通安全協会会員の場合、全日コースが2,057円(税込)、半日コースが1,028円(税込)などとなっている。
なお、今年度のシニアドライバーズスクールは、平成30年5月12日(土)から、全国48会場で順次開催される。
○開催概要:http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1870
■問い合わせ先(開催日程・会場等の確認はJAFホームページで確認の事):
– セーフティトレーニング
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/safetytraining/index.htm
– シニアドライバーズスクール
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/senior/index.htm