ジャガー・ランドローバー・ジャパンが、平成29年11月29日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「XJ Lux.」、「XJ Prem. Lux.」、「XJ Supersport LWB」、「XJ Supersport」の計4車種、対象台数は、計554台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 代表取締役 ハンソン・マグナス・ユタカ
[不具合の部位(部品名)]
エアバッグ装置(レストレイントコントロールユニット)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
整備時に使用する診断機の設定が不適切なため、エアバッグ展開を制御するレストレイントコントロールユニットに誤ったプログラムが設定されたものがある。そのため、エアバッグ展開制御のしきい値が設計値より高くなり、衝突時にエアバッグが展開せず、最悪の場合、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
[不具合件数]
0 件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
本国メーカーからの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、レストレイントコントロールユニットのプログラムを確認し、誤ったプログラムが設定されている場合は、正しいプログラムに変更する。
[対象車種]
計4車種・3形式
●リコール対象車・通称名
「XJ Lux.」、「XJ Prem. Lux.」、「XJ Supersport LWB」、「XJ Supersport
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:電話又はダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌へ掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転席側ドアロックストライカー付近に外-2569のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成22年1月19日~平成23年2月28日
[リコール対象車の台数]
計554台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001212319.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001212318.pdf