JAF東京支部は3月30日、東洋大学経営学部竹内ゼミの学生5名と合同で実施した「緊急脱出用ハンマー代用品実験」の様子をまとめた実験動画を公開したと発表した。
実験では、車両水没時にドアや窓が開かないことを想定し、車内にありそうなもの10点と緊急脱出用ハンマーで窓を割ることが可能かどうかをテストし、脱出方法として適切な道具を検証した。20代女性と男性(学生)が座った状態でそれぞれ実験したところ、いずれも窓ガラスを割ることはできなかった。
実験結果から、代用品では窓ガラスは割れず、簡単に割ることのできる「緊急脱出用ハンマー」の必要性が充分に確認できたとしている。