JAF京都支部は9月9日、50歳以上のベテランドライバーを対象とした参加体験型安全運転実技講習会「ドライバーズセミナ― シニアコース(半日)」を、10月9日に京都府交通安全協会自動車練習場(京都市伏見区)にて開催すると発表した。
警視庁の統計によると、交通事故全体に占める高齢運転者(65歳以上、第1当事者)が関与した事故割合は年々増加傾向にあり、高齢ドライバ-の事故が大きな社会問題となっている。
こうした現状を踏まえ、同社は、50歳以上のベテランドライバーの人に、カリキュラムを通じて自らの身体能力の変化を認識し、安全に長く運転を続けてもらうことを目的として開催する。
■実施概要
日時:2021年10月9日(土)12:00~16:00
場所:京都府交通安全協会自動車練習場(京都市伏見区)
参加費用:会員1,100円 一般2,200円
参加条件:50歳以上で運転歴1年以上、3.5.7ナンバーの自家用自動車(任意保険加入済・ABS付)で参加可能な人
内容:
・車の死角(乗用車の運転席からの死角を確認)
・パイロンスラローム(乗車姿勢、ハンドル操作、走行コースなどをチェック)
・急ブレーキ体験(乾路面での急ブレーキ体験)
・見通しの悪い交差点の通過方法(安全な通過方法を確認)などを予定
募集台数:10台
主催:全日本交通安全協会、日本自動車連盟
後援:警察庁、国土交通省、京都府警察本部
協力:日本作業療法士協会、京都府交通安全協会