JAF兵庫支部は9月17日、「秋の全国交通安全運動」期間中の9月23日(木・祝)に、プロレスリング団体「DRAGONGATE」(ドラゴンゲート)の大会が開催される神戸サンボーホールで、同団体所属プロレスラーと共同し交通安全啓発活動をおこなうと発表した。
内容は、JAFスタッフがプロレスラーとリング上で並び「飲酒運転の危険性」や「横断歩道での歩行者保護」を訴えるというもので、兵庫支部として初のプロレスリング団体とのコラボレーションによる交通安全啓発活動となる。
「DRAGONGATE」は兵庫県を本拠地とし、1999年から活動しているプロレスリング団体で、兵庫県内だけでなく全国各地で多くの大会を開催している。「本拠地がある兵庫県の交通安全に少しでも貢献したい」との思いから、JAF兵庫支部が推進している交通安全啓発活動に共感、今回一緒に活動することとなった。
「飲酒状態体験ゴーグル」を着用すれば、酒に酔った状態の視覚が疑似体験できる。リングの上では、屈強な体格のプロレスラーでも飲酒で体が思うように動かなくなってしまうことを、観客に見せ、飲酒運転がいかに危険であるかということをアピールする。
またJAFスタッフがリング上で「横断歩道の交通安全に関するクイズ」を出し、プロレスラーに答えてもらうことで、「信号機のない横断歩道で、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときは、クルマは必ず一時停止する」ことを観客に呼びかけるとしている。