JAFは12月1日、家庭向け電気サービス「JAFでんき」の提供を開始した。
2016年4月から規制緩和により電気の小売業への参入が全面自由化され、各地域の電力会社だけが販売していた家庭向けの電気は、電気の提供企業や料金メニューを消費者が自由に選べるようになった。今回、JAFはKDDIとタイアップして同社のでんきサービスをJAF独自ブランドとして販売開始した。
サービスはKDDIのでんきサービス専用サイトから「JAFでんき」専用ページに遷移、申込をすることによって切り替えできる。加入されると毎年かかるJAFの個人会員年会費4000円分を本サービスが負担するため、実質JAF個人会員年会費が無料といえる。
また、家庭の電気利用状況を専用のアプリにて確認でき、月の半ばであっても現在の電気使用量を知ることができ節約の目安にできる。
なお、電気は今まで通り電力会社の送電網で提供され、停電が起こりやすくなったり、明るさが変わったりということはないという。提供エリア(沖縄、一部離島を除く全国)ごとの小売電気事業者は以下のとおり。
東京電力エリア:東京電力エナジーパートナー株式会社
北海道電力エリア:北海道電力株式会社、
関西電力エリア:関西電力株式会社
中国電力エリア:中国電力株式会社、
中部電力エリア:中部電力ミライズ株式会社
その他の提供エリア:KDDI株式会社