JAF愛知支部は9月16日、茶屋坂自動車学校で10月24日に開催する講習会「ドライバーズセミナー シニアコース」の受講者を募集していると発表した。
この講習会は、身体機能の衰えが生じ始めると言われる年代(50歳以上)のドライバーを対象とする実技型の安全運転講習会で、実技体験を通じて「自らの運転とクルマの特性を再確認することで安全運転を考えるきっかけ」としてもらうことを目的としている。
講習では、できる限り長く、いきいきと安全運転を続けてもらうために、(一社)日本作業療法士協会の協力のもと制作した、椅子に座ってできる準備運動「座ってできるドライビングストレッチ」を始め、高齢者に多い出会い頭の事故を減らすため、撮影機材を使用して自分の運転を客観的にチェックするなど、今後の安全運転に活かすカリキュラムを用意。なお、この講習会はJAF会員の人、一般の人だれでも応募可能となっている。
■募集概要
・応募方法:https://jaf.link/3kWL5Gk
・応募締切:10月8日(金)
・募集定員:10名(最少催行人数5名)
・参加条件:50歳以上、運転歴1年以上の人で3.5.7ナンバーの自家用車で参加可能な人(任意保険加入済・ABS付)
・受講料:JAF会員 1,100円 / 一般 2,200円
■ドライバーズセミナー シニアコース開催概要
・開催日時:10月24日(日)13:00~17:00
・場所:茶屋坂自動車学校 (愛知県名古屋市千種区香流橋一丁目2-3)
・カリキュラム
①座ってできるドライビングストレッチ
②車の死角
死角の範囲や危険性、事故を防ぐために取るべき行動などを確認
③スラローム
等間隔で一列に並べられたパイロン(三角コーン)の間を、「早く」「近く」「接触しない」でジグザグに走行
④急ブレーキ
公道では「したくない」急ブレーキ体験を通して、ブレーキを踏み込む強さ・速さや車の挙動を確認
⑤見通しの悪い交差点
見通しの悪い交差点はどのように通過すれば安全なのか確認し、歩行者目線による自車の見え方も確認