JAFは、7月9日に名古屋市立大学上田ゼミ(人文社会学部心理教育学科)の学生とともに交通安全教材「こうつうあんぜんめいろ」を愛名保育園(名古屋市港区)に寄贈すると、6月29日発表した。
今回の寄贈では、「こうつうあんぜんめいろ」2種類を、合計約200部寄贈する。また、「JAF交通安全ドレミぐるーぷ」を同時開催し、「こうつうあんぜんめいろ」とあわせて子どもたちへの交通安全啓発をおこなう。
JAF愛知支部と名古屋市立大学上田ゼミは、愛知県内の交通事故防止や幼児の交通安全習慣意識の早期醸成を目指し、産学連携活動をおこなっている。
2020年度は「コロナ禍でも自宅で自主的に学べる交通安全教材づくり」をテーマに活動し、その成果として今回寄贈する「こうつうあんぜんめいろ」が誕生した。
横断歩道の渡り方や自転車に乗るときのルールなどを取り上げた内容となっており、手描きのイラストなど交通安全に親しみを持てるような工夫が多数盛り込まれている。
作成後はJAFのイベント等で配布を始め、ゴールデンウィークの自粛期間中にはJAF公式ウェブサイトで無料公開するなど、コロナ禍で交通安全の啓発機会が減少する幼稚園・保育園や保護者向けに展開してきた。
教材の制作に携わった学生が保育園に寄贈するのは今回が初めての機会となる。企画・制作だけでなく、活動が実際の保育現場に還元されるまでのプロセスを2020年度の連携活動と位置づけ、自ら園児のもとに届けるという試みを、その集大成とした。
■開催概要
日時:2021年7月9日(金) 10:30~11:15
場所:愛名保育園(名古屋市港区七番町五丁目3番地)