ITSサービス高度化機構 (ITS-TEA)は5月23日、ETC2.0車載器によって収集・蓄積され、渋滞対策や災害時対応等の道路管理にも活用される「ETC2.0データ」から生成される情報と、その活用例をより多くの人に体験してもらうための新たな取組みとして、高速道路の〝起終点のインターチェンジ〟と〝日時〟を設定することで、その区間の走行状況と所要時間の過去実績が確認できるWeb検索アプリ を公開した。
この検索アプリは、ITS-TEAと国土交通省国土技術政策総合研究所が実施した「ETC2.0データの配信サービスに関する共同研究」(2018年10月から2023年3月まで)の成果を用いて構築。今月23日から2025(令和7)年1月31日までの期間に限って試用することができると云う。
なお、ITS-TEAでは、同アプリの使い勝手などに関する感想を公式ホームページ にて募集(※)している。
※1:検索アプリ内で提供される走行状況や所要時間は、当該日時の「ETC2.0データ」から計算した情報。そのため気象状況(悪天候)や交通事故等の影響を反映した情報となる。
※2:匿名を希望する場合、入力フォームの「お名前欄」には任意の文字を、「E-MAILアドレス欄」には「ETC2.0@DATA」を入力。