ヤフーは(以下「Yahoo! JAPAN」)は9月2日、「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)に、「Yahoo!カーナビ」と「Yahoo!乗換案内」の一部機能を導入し、「Yahoo! MAP」の「徒歩案内」に新たな機能の提供を開始した。
「Yahoo! MAP」は、これまで“街歩きに最適な機能やデザインもシンプルな表示”としていた。一方で、車でナビを利用する場合は「Yahoo!カーナビ」に遷移し、公共交通機関の遅れなどにより迂回路を確認する場合は、「Yahoo!乗換案内」で検索する必要があった。
今回「Yahoo! MAP」に、「Yahoo!カーナビ」と「Yahoo!乗換案内」の主要機能が新たに導入されることで、ユーザーは、車や公共交通機関など移動手段によるアプリの使い分けが不要となる。同社は、「Yahoo! MAP」だけで検索でき、ストレスなく、場所を調べ、目的地に到達できるとしている。
■「Yahoo!カーナビ」から導入された機能
・交差点などで進行方向を音声や矢印で案内する「ターンバイターン方式のナビ」
・画面上部にガイドパネル・走行レーン情報を表示、高速道路の出入り口とジャンクションをわかり易く表示し、案内する「分岐イラスト」
■「Yahoo!乗換案内」から導入された機能
・事故などで運休や遅延があった際や混雑を避けたい際、別の移動経路を検索する「迂回路検索」
・初めに検索したルート上から前後のダイヤを簡単に変更できる「ダイヤ調整」
■「徒歩案内」から導入・新たに提供された機能
・「ターンバイターン方式のナビ」により、ランドマークなどの目印による表示で、曲がるポイントなどナビ画面と現在の位置が分かりやすく確認可能
・ナビ中にルートから外れると自動的にルートを修正する「オートリルート」
・目的地の到着時刻表示
・より遠くの目的地までの詳細情報の確認が可能となるナビ開始後の3D自動表示