ユアスタンドは8月24日、長田広告と「Zero Carbon Yokohama」に取り組む横浜市と協力し、鶴見区総合庁舎の来庁者用駐車場に広告付きEV充電器を設置することを発表した。
2018年の設立以来、ユアスタンドは首都圏の集合住宅を中心にEV充電器を導入し、自社開発のアプリやシステムでEV充電サービスを提供してきた。2030年代半ばにガソリン車の新車販売禁止が宣言されている中、今後EVが普及することが予想され、同時に、EV充電設備のインフラ整備も喫緊な課題となっている。
この事業では、設置するEV充電器設置環境の一角を広告媒体とし、広告による収入で広告付きEV充電器の更新や維持管理にかかる費用を回収する。そのため、横浜市は機器更新費、システム利用料、電気代などの運用費を歳出することなく住民へEV充電サービスを提供することができる。
また、今回の実証実験では、AI(人工知能)による画像認識によりEV充電の開始·終了·管理を制御するシステムを提供。機械学習を用いたスマートな無料充電サービスを来庁者に提供し、同時に施設側の定めるルールに沿った充電制御を実施する。管理者は充電動向や消費電力をデジタル化することで、より充電を可視化し、市民サービスを拡充することが可能になるとしている。
■設置概要
– 充電設備
設置場所:鶴見区総合庁舎 来庁者用駐車場
設置場所住所:横浜市鶴見区鶴見中央三丁目20番1号
EV充電器モデル:平河ヒューテックHCCID-K01HW
出力:3kw相当
ケーブル長さ:7.5m
– 利用方法
充電可能時間:最大1時間
充電料金:無料
利用可能時間:鶴見区総合庁舎の開庁時間に準ずる