ホンダは、1987年に限定販売された高性能スーパースポーツモデル「VFR750R(RC30)」を対象に、ベストコンディションに維持するプログラム「リフレッシュプラン」を開始する。
ホンダではこの企画にあたって、四輪スポーツカー「NSX」のリフレッシュプランで培ったノウハウを参考に、二輪専用のプランとして構築。
相談や申し込みは、RC30リフレッシュプラン受付店(※)で7月28日(火)から開始。整備は、オーナーの要望に応じたプランで、熊本製作所内(8月上旬に開設)の「モーターサイクルリフレッシュセンター」にて行われる。
また、このリフレッシュプラン開始に伴い6月30日(火)から、VFR750R(RC30)の部品を新たに再生産し、純正部品として順次ホンダの二輪車正規取扱店で販売する。
※全国指定7店舗のHonda Dream
[申し込みから納車までの流れ]
■車両確認
1.RC30リフレッシュプラン受付店(以下、受付店)へ電話連絡し車両の状態を報告。受付可能かが判断される。
2.受付可と判断された場合、RC30リフレッシュプラン受付店へ車両持ち込み。受付店の整備士が車両の状態と書類等を確認する。
■整備申し込み
1.モーターサイクルリフレッシュセンター(以下、リフレッシュセンター)の整備士が受付店へ赴き、車両を確認しながらオーナーから希望の整備メニューを聞き取り、適切な整備メニューを提案。
2.整備内容の了承を得た上で、申込書を記入。
■整備開始前最終確認
1.受付店からリフレッシュセンターへ車両を搬送。
2.リフレッシュセンターで分解確認した上で、整備申し込みに対して追加整備が必要な場合は連絡、了承を得た上で整備を開始。
■リフレッシュ整備
1.整備は、熟練の整備士が担当。整備中、必要に応じて整備状況の写真をオーナーと受付店に送付して報告。
■完成検査
1.整備主任者による出荷前完成検査を実施するとともに、実走行で整備完成状態を確認。
2.整備明細およびリフレッシュプラン保証書を作成。
■納車
1.モーターサイクルリフレッシュセンターから整備完了した車両を受付店に搬送し、納車。
[プランメニュー]
車両のコンディションとオーナーの要望をもとに、基本・プラン・オプションの3メニューを組み合わせることで、最適な整備メニューを提案。
① 基本メニュー:新車から30年以上経過したRC30に必要な整備メニュー(申込全車両必須)。
② プランメニュー:エンジン、足まわりなどの機能領域ごとにまとめて実施すべき項目の整備メニュー。
③ オプションメニュー:プランメニューを選択したうえで車両のコンディションとオーナーの要望を踏まえ追加する整備メニュー。
[受付店舗および整備拠点について]
■RC30リフレッシュプラン受付店(7店舗)
・Honda Dream 酒田(山形県酒田市)
・Honda Dream 高崎(群馬県高崎市)
・Honda Dream 王子(東京都北区)
・Honda Dream 足立(東京都足立区)
・Honda Dream 杉並(東京都杉並区)
・Honda Dream 名古屋西(愛知県海部郡蟹江町)
・Honda Dream 北九州(福岡県北九州市)
■モーターサイクルリフレッシュセンター
住所:熊本県菊池郡大津町平川1500 本田技研工業株式会社 熊本製作所内
■(ホンダ)VFR750R(RC30)のリフレッシュプラン(RC30 Forever):https://www.honda.co.jp/motorcycle-refresh-plan/
■(ホンダ)VFR750R(RC30)の純正部品再販売(Honda Heritage Parts):https://www.honda.co.jp/bike-genuineparts/