日野自動車は、ドライバー不足および積載率の低下等、課題に直面する物流業界の顧客ニーズに応えるため、新しい物流のかたちを提案する新会社「NEXT Logistics Japan」を6月1日に設立した。
トラック・バスの商用車メーカーとして培ってきた知見や先進の技術を活かし、物流業界の課題解決の一助となる取組みを推進するとしている。
新会社では、新しい物流のかたちを確立すべく、以下に関する実証実験を開始する。
・ドライバー・車両・荷物情報の3つの情報を高度に活用した安心・安全な物流環境及び高積載率の実現
・隊列走行・ロードトレインによる高効率大量輸送の実現
また、将来的には自動運転やより高度な環境技術の実用化を見据えた実証実験を通じ、顧客と社会に更なる価値を提供していくとしている。
[新会社の概要]
社名:EXT Logistics Japan株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル
資本金:40百万円(日野自動車100%)
設立:2018年6月1日
代表者:梅村 幸生(日野)
■実現したい姿、実現に向けた取組み、具体的な実証実験の内容について(PDF):
http://www.hino.co.jp/content/dam/hino/common/img/news/20180607_1.pdf