日野自動車は５月３０日、エンジン認証不正により、次回車検から重量税が変更になる車型が出ることから、当該車両について、旧重量税との差額を補償すると発表した。

［車検証の差替えと重量税補償］

・認証不正に関し、燃費性能に問題があるエンジンを搭載する車両に於いて、自動車検査証（車検証）の排ガス記号の変更、その差替えが必要となることから、これに伴い、次回車検から重量税が変更となる車型がある。

・そのため、対象車両の旧重量税との差額を日野が補償する（詳細は9月頃までに案内）。

・対象車両の所有者には、当該サービスキャンペーンの通知を5月30日より順次送付する。

＜対象車両＞

・日野が平成29（2017）年6月から令和4（2022）年3月に製作した大型トラック「日野プロフィア」、大型バス「日野セレガ」。

・いすゞ自動車が平成29（2017）年7月から令和4（2022）年3月に製作した「いすゞガーラ」。

・トヨタ自動車が令和元（2019）年8月から令和3（2021）年12月に製作した小型バス「日野リエッセⅡ」および令和元（2019）年7月から令和4（2022）年1月に製作した「トヨタコースター」。

＜各車サービスキャンペーン＞

・日野プロフィア、日野セレガ
・いすゞガーラ
・日野リエッセⅡ
・トヨタコースター

なお、既に電子車検証を発行している場合には、今後アプリを使ったオンライン上での情報閲覧ができない等の事象が生じる可能性があるため、速やかに車検証の交換を進める。

［問い合わせ先］

日野コールセンター（車検証・重量税関係）

フリーダイヤル：0120-060-663
受付時間：8:30～17:30（月曜～金曜／祝祭日を除く）