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2023年8月22日【アフター市場】

八光エルアール、完全会員制ガレージ&クラブを大阪で新設

坂上 賢治

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ESC外観

 

ヨーロッパの高級自動車ブランドプレミアム系輸入車の正規ディーラー八光カーグループ傘下の八光エルアールは今年9月16日(予定)、大阪・立売堀(いたちぼり)に完全会員制のガレージ&クラブ「ESC Garage&Club(エスク ガレージアンドクラブ)」を開設する。

 

ガレージ&ラウンジ(イメージ)

 

このESC Garage&Clubのコンセプトは〝Escape〟。クルマを愛するイノベーティブな人々が忙しい日常から解放され、愛車と向き合いながら一つの屋根の下に集い、自分の好きな時間を過ごせるガレージやラウンジ、バー、サウナなどプレミアムなカーシェアを備えたサードプレイス施設となるという。なお、そのサービスは、以下の3つの要素から構成されているとした。

 

Membership
Club memberは会員限定スペースのESC Clubへ入ることができ、ラウンジ&バー、サウナ、カーシェアリングが利用できる。Garage memberは、専用ガレージの利用に加えてESC Clubも利用できる。

 

 

The Garage
愛車をアートのように愉しめるラウンジが併設されたガレージは全17棟。ヨーロッパを代表するデザイナー、トム・ディクソン氏が率いるインテリアブランド「Tom Dixon」や、ダイニングやカフェなどの内装設計、集合住宅や複合商業施設などの建築物の設計を手掛け、国内外でも評価の高い空間デザイナー・森井良幸氏が率いるデザイン事務所「cafe.co」などのトップデザイナーによる自分だけの理想のガレージ&ラウンジをオーダーメイドで作ることができる。

 

ガレージ&ラウンジ(イメージ)

 

The Lounge
The Loungeは、昼はリラックスしながら仕事に集中したり、個室で打ち合わせをしたり。夜はオリジナルカクテルやモクテルを片手にひとりの時間を楽しんだり、気の置けない友人たちとのパーティーに興じるなど大人のための社交場。スピークイージーの扉の奥には「Tom Dixon」による空間が広がる。

 

ラウンジ&バー内装

 

The Sauna
The Saunaは、都会の喧騒から離れ、サウナと外気浴で日頃の疲れをゆったりと癒し、忙しい毎日に向き合うためのエネルギーをチャージ。そんな「Tom Dixon」がデザインする国内初の会員様専用サウナ。全面窓ガラスで仕切られており、開放感のある完全なプライベート空間となっている。

 

サウナ内装イメージ

 

Car Share
「移動を楽しむ」という八光カーグループの価値観を体現するプレミアムなカーシェア。アストンマーティンやランドローバーなどでの特別なカーシェアリングが愉しめる。

 

 

Shops
ESC Garage&Clubの中で唯一、メンバー以外の方でも利用できるパブリックエリア。二甲料理店やネオクラシックな理髪店MERICAN BARBERSHOP(メリケンバーバーショップ)、大阪を中心に5店舗を展開する犬の幼稚園bonne puppyなどの人気店がテナントとして参加。パブリックエリアのどこかにESCメンバーしか入れない「ESC Club」への秘密の入り口がある。

 

 

また今年9⽉のオープンに向けて、1688年から続く⻄陣織の⽼舗「細尾」12代⽬・細尾真孝氏や世界のビッグメゾンも注⽬する盆栽師・⼩島鉄平氏、モータージャーナリストの⻄川淳氏の3名の⽅が、ESC Garage&Club公式アンバサダーに就任した。

 

 

八光エルアールでは、「私たちはこれからも、“Color our life(人生を彩りあふれるものに)”をコンセプトに、輸入自動車を通した様々なライフスタイルの提案を行って参ります」と結んでいる。

<施設概要>
施設名:ESC Garage&Club(エスク ガレージアンドクラブ)
所在地:大阪市西区立売堀6丁目7番12号
敷地面積:2,310㎡
オープン予定日:2023年9月16日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。