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2024年9月19日【アフター市場】

GYB、「ECO.R EC」シリーズをリニューアル

NEXT MOBILITY編集部

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ジーエス・ユアサ バッテリー(GYB)は9月19日、自家用乗用車に対応する高性能バッテリーの「ECO.R HIGH CLASS(エコアール・ハイクラス)」と「ECO.R STANDARD(エコアール・スタンダード)」を統合し、「ECO.R EC(エコアール・イーシー)」シリーズとして、10月からリニューアル発売すると発表した。価格はオープン。

 

同シリーズの前身である「ECO.R」は、自動車用バッテリー業界の先陣を切って2001年に環境配慮型バッテリーとしてリサイクル素材が積極的に採用されたほか、2007年にはいち早く充電制御車に対応したバッテリーとして販売されてきた。

 

今回のリニューアルでは、パッケージの意匠がECO.Rシリーズとして統一されると共に、セミフラット形状の液口栓の採用により、雨水等が電池天面から侵入しにくくなった。

 

 

<ECO.R ECシリーズの概要

特長

(1)従来の特長を継承(以下2~5)し、グリーン調達、環境に配慮した工場で製造。
(2)クイックチャージ性能130%(※1):短時間で素早い充電が可能。充電制御車対応、チョイ乗り使用でも安心。
(3)耐サルフェーション性能200%(※2):バッテリー劣化の一因であるサルフェーション現象(※3)を抑制。
(4)高温耐久性能130%(※2):高温環境での使用によるバッテリー劣化を抑制。
(5)環境に配慮した設計:蓋と電槽に再生樹脂を使用。
(6)セミフラット液栓の採用:セミフラット形状の液口栓を採用し、雨水等が電池天面から侵入しにくい設計(今回のリニューアルで追加)。

 

※1:同社の標準品40B19タイプとEC-40B19タイプとの比較。GSユアサの独自試験。実走行ではない。
※2:従来品であるECT-60B24タイプとEC-70B24タイプとの比較。GSユアサの独自試験。実走行ではない。
※3:放電生成物である硫酸鉛が結晶化することで充電反応ができなくなり、電気を取り出しにくくなる現象。チョイ乗り使用で充電不足状態が続いたり、車両の使用頻度が少なく長時間放電された状態が続いたりすると発生しやすくなる。

 

製品補償期間:36カ月または6万km(購入後、どちらか早く到達するまで)
発売年月:2024年10月
メーカー希望小売価格:オープン価格

型式一覧:

 

GYBはこれからも、時代によって移り変わる自動車用バッテリーへの期待や要望に、高い技術力で応え、安心・安全なカーライフに貢献していくとしている。

 

[問い合わせ先]
株式会社 ジーエス・ユアサ バッテリー 営業企画部
電話:03-5402-5733

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。