ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーは、「グッドイヤー 125年の歩み」をテーマとするアジア・パシフィック地域のイベントを9月12日にマレーシア クアラルンプールで開催。これに併せて同地域に向けたプレミアム商品を公表(日本発表は9月18日)した。
この地域イベントには、グッドイヤー アジア・太平洋地域 社長のナサニエル・マダラン氏、同社コンシューマー・タイヤ担当副社長のピエトロ・サレッタ氏、同社商品開発・品質担当副社長のグレッグ・ハンナ氏の3名が登壇。会場には、アジア・パシフィック地域の主要取引会社から約300人。加えて100人の報道関係者が招待された。
壇上で同社は、これまで業界をリードしてきた125年の技術革新を強調。今後、更なる持続可能な「Better Future(ベター フューチャー)」へのコミットメント強化も発表。
グッドイヤー アジア・パシフィック地域のナサニエル・マダラン社長は、「アジア・パシフィック地域は、世界最大の自動車市場の一つとして台頭してきており、まだまだ成長の可能性を秘めています。
グッドイヤーの革新的精神と卓越性への意欲により、グッドイヤーはモビリティ革命の中心に身を置き、お客様やイノベーターと密接に協力しながら、輸送業界を変革していきます」と述べた。
これに絡めてイベントでは、未来のモビリティ社会とソリューション&サービスが体感できるインタラクティブな展示を披露。また2030年までに100%サステナブルな素材でメンテナンスフリーのタイヤを開発するという目標に沿った90%サステナブルな素材のデモタイヤも展示した。
製品発表でもラグジュアリー スポーツ系タイヤのEagle F1 Asymmetric 6(イーグル エフワン アシメトリックシックス)、プレミアム 4×4 オフロードタイヤのWrangler DuraTrac RT(ラングラー デュラトラック アールティー)、ElectricDrive(エレクトリックドライブ)、ミッドパッセンジャー向けのAssurance MaxGuard(アシュアランス マックスガード)の4商品を公開。
これらにより、同社のアジア・パシフィック地域に於けるグッドイヤーの商品ラインアップの充実を示した上で、主要取引先のお客様と報道関係者をサーキットに招待。4商品の性能を確かめる体感イベントも実施した。