エフエム東京（TOKYO FM）とパイオニアは、TOKYO FMが提供する全国のFM局のラジオ番組を無料で楽しめるラジオアプリ「WIZ RADIO」を活用し、ユーザーのドライブ行動特性に合った音声広告を配信するサービス、「ドライブ行動特化型デジタル音声広告」を開発した。
「ドライブ行動特化型デジタル音声広告」は、パイオニアがカーナビゲーションで長年培ってきたプローブ情報解析技術を用いて「WIZ RADIO」のログデータからドライブ行動を抽出。
その頻度や曜日、時間など、解析した行動特性データを基に、個々のドライブ行動特性に合った音声広告を最適なタイミングで配信するというもの。
その試験配信が、2月から行われる予定だ。
両社は、車のコネクテッド化や自動運転などによって、自動車を取り巻く環境が大きく変化する中、車内におけるエンタテインメントに対するニーズが、今後さらに高まると考えていると云う。
将来的には、パイオニアが地図データおよびプローブ情報を基に解析・蓄積してきた「行動傾向データ」をサービスに紐付け、ログデータやWebアクセス履歴では補足できない地点属性情報までを考慮して行動を先読みするなど、より高度なデータドリブンマーケティング（※）を可能にするとしている。
※：データ解析に基づくマーケティング