リネットジャパングループ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:黒田 武志)と株式会社Flare(本社:タイ王国、代表取締役:神谷和輝、以下「フレア」)は、2020年2月よりカンボジアで自動車ラッピング広告事業「Flare AD(フレアアド)」を共同で提供を開始する。
「Flare AD(フレアアド)」とはフレアが提供する自動車ラッピング広告事業で、アプリを用いて登録を行い、車へ指定のステッカーを貼ることで、報酬を受け取るというもの。ステッカーの大きさや走行距離、走行エリアによって報酬のレートは変動する。
2017年6月のタイにおけるサービス開始から、これまでに述べ20,000人を超える自動車ドライバーが登録し、タイや日系、グローバル企業など様々な広告主が利用している。フレアによると、2020年1月現在タイ王国における自動車ラッピング広告市場シェア1位だ。
今回、サービスを開始するカンボジアは、7%を超える経済成長をこの10年間継続しており、中間所得者層マーケットが急拡大している。とくに首都であるプノンペンでは一人当たりGDPが3,800ドルとモータリゼーションが始まるとされる3,000ドルを超えてきており(2018年)自動車市場も急成長中だ。
2018年の広告費は1.98億ドル(約216億円)、 2019年 220億ドル(約240億円)、2020年2.40億ドル(約270億円)と年約11%と高い成長率で成長していくと予想されている。また広告市場もまだ未成熟なためオンライン、オフライン共に広告媒体も不足しておりFlrea AD(フレアアド)を展開するには非常に魅力的な広告市場といえる。
さらに、フレアと協業するリネットジャパングループ株式会社はカンボジアにおいて中古自動車販売事業、自動車リース事業、マイクロファイナンス事業、マイクロ保険事業、自動車整備人材教育・送り出し事業などを展開し、カンボジア事業全体で従業員は400名を超えている。長年カンボジアにおける事業展開を行い、特に自動車関連事業のノウハウを持っているため、双方のサービスの親和性が高い。
そして今回のサービス展開により、今後3年間で登録ドライバー数5,000名、カンボジアにおける屋外広告市場トップのプレゼンスを目指し取り扱い広告規模3億円を目指していく。