FCAジャパンが、平成30年2月20日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、クライスラー「ジープ・コンパス」、「ジープ・パトリオット」の計2車種、対象台数は、計7079台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
FCAジャパン株式会社 代表取締役 ポンタス ヘグストロム
[不具合の部位(部品名)]
エアバッグ装置 (エアバッグコントロールユニット)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
エアバッグコントロールユニットにおいて、電気ノイズに対する耐力が不足しているため、衝突時にバッテリ配線が断線した際、断線の影響で生じる電気ノイズにより、ユニット内の電子基板が損傷することがある。そのため、衝突時にエアバッグの展開および、シートベルトプリテンショナーが作動せず、最悪の場合、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
本国メーカーからの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、エアバッグコントロールユニットを対策品に交換する。
[対象車種]
計2車種・4型式
●リコール対象車・通称名
クライスラー「ジープ・コンパス」、「ジープ・パトリオット」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車両には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2597 ステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成22年01月11日~平成26年09月04日
[リコール対象車の台数]
計7079台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001222256.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):