FCAジャパンが、平成30年1月18日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、ジープ「チェロキー」、クライスラー 「ジープ・チェロキー」の2車種、対象台数は、計1445台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
FCAジャパン株式会社 代表取締役 ポンタス ヘグストロム
[不具合の部位(部品名)]
動力伝達装置(トランスミッションセンサー配線、トランスミッションコントロールモジュール)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
動力伝達装置において、トランスミッションセンサー配線の製造および、トランスミッションコントロールモジュールのプログラムが不適切なため、当該配線の電気抵抗が増加し、ミッションギヤが正しく制御できないことがある。そのため、走行中に警告灯が点灯し、意図せずにギヤがニュートラルとなり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
本国メーカーからの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、① 診断機でトランスミッションセンサーの配線を点検し、異常がある場合は、当該配線を良品に交換する。②トランスミッションコントロールモジュールのプログラムを書き換える。
[対象車種]
計2車種・4型式
●リコール対象車・通称名
ジープ「チェロキー」、クライスラー 「ジープ・チェロキー」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車両には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2582 ステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成26年04月04日~平成26年10月30日
[リコール対象車の台数]
計1445台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001217814.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):