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2021年2月17日【アフター市場】

タウ、大宮警察署と緊急時の早期復興協定を締結

NEXT MOBILITY編集部

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左:伊古田所長、右:タウ宮本

 

 

タウは、2月17日に大宮警察署と「緊急事態発生時等における放置車両等のレッカー作業等」、および県内警察署で初となる「警察の訓練に使用する車両の提供等」に関する協定を締結したと、2月18日発表した。

 

■協定の目的

タウではこれまでも、大雨や台風、地震などにより被災した車両の迅速な引き取りと買い取りを行ってきた。こうした災害により被災した車両は被災地の交通インフラの復旧を妨げる要因の一つにもなり、その処分が大きな課題となっている。また、一般的に室内が浸水しエンジンがからない状態の車は、修理に100万円以上の費用がかかるケースが多く、ディーラーなどでは下取り価格も付かないため、被災者には大きな経済負担となる。一方で省庁の発表によると、自然災害の発生件数や被害規模は増加傾向にあり、地球温暖化が引き起こす急激な気候変動などにより、その傾向は今後も続いていくものと考えられる。

 

このような背景からタウでは、災害発生時の迅速な初動対応と被災地の早期復興を目的として、大宮署と「災害等の緊急事態発生時における被災車両のレッカー作業」の協力と、県内警察署で初となる「警察の訓練に使用する車両提供」について協定を締結した。この協定を機に、特に自然災害の多いとされている東北や中四国、九州を始めとし、全国の自治体や警察と連携を進めていく。被災車両の迅速な引取りを通じて大切な車を無くした人の経済的なサポートに加え、被災地の早期復興への寄与を目指し取り組んでいく。

 

車両からの救出救助訓練の様子

 

■過去3年間の水害車両引取実績

 

 

■株式会社タウ

損害車(※)を国内で買い取り、世界120ヵ国以上へ販売する、損害車リユース事業を行なっている。損害車買取台数で業界シェアNo.1を誇る。

(※) 事故や災害等により損壊した車両のこと

 

http://www.tau.co.jp

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。