タイムズモビリティは2月25日、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の乗り捨て対象のステーションを、新横浜駅や新大阪駅付近のステーションに拡大すると発表した。
「タイムズカー」は、会員登録をすれば、レンタカーのように店舗で手続きをする必要がなく、24時間365日いつでもクルマを利用できるカーシェアリングサービス。現在では177万名以上の会員に利用されている。
カーシェアリングは、出発したステーションに車両を返却することが一般的だが、タイムズカーでは一部のステーションにおいて、出発時と異なるステーションに車両を返却できる「乗り捨て」をオプションサービスとして展開。会員が空路で移動する際にニーズが高いことから、主に空港駐車場または空港近くのタイムズカー店舗などのステーションを乗り捨て場所として設定している。
今回新たに、新幹線が停車する新横浜駅と新大阪駅付近のステーションを乗り捨て場所に設定。加えて、横浜駅や川崎駅、宮前平駅、なんば駅など新横浜駅・新大阪駅からクルマで30分圏内にある駅付近のステーションも乗り捨て対象のステーションに設定した。
対象ステーションは、神奈川県・大阪府内合わせて12ステーションだが、利用動向を見つつ、オペレーション体制の構築を図りながら拡大を検討していくとしている。